AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

CAMERA&LENS

今回は以前取り上げた標準ズーム AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED とともに私のメインレンズとも言える中望遠ズーム AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱを取り上げたいと思います。このレンズも24-70mmのGタイプ同様いまでは旧製品のものです。(リリースは2009年)
中古市場ではすっかり価格もかなりこなれてきてずいぶん手に入れやすくなっているので、中古を狙っている方に向けて改めて取り上げたいと思います。標準ズームに関する記事も併せてご覧頂ければ幸いです。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

(目次)

  • 風景写真における中望遠ズームの重要性
  • 大三元の魅力
  • AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ のスペック
  • 圧倒的な描写性能
  • 良好な鏡筒バランスと三脚座
  • 3.5段分の手振れ補正
  • 唯一にして最大の欠点『寄れない』
  • 後継機種f/2.8E FL ED VR との比較
  • 天体適正は?
  • まとめ

風景写真における中望遠ズームの重要性

風景の切り取り

山岳風景をはじめとした風景写真における中望遠レンズの役割は、何と言っても『ここぞ』というときの『風景の切り取り』でしょう。そういう意味では標準レンズのように常にカメラに付けっぱなし、というレギュラー的な立ち位置ではなくピンポイントの場面で活躍してくれるスーパーサブのような立ち位置。

広角レンズや標準域のズームは当たり前ですが風景を広く、ダイナミックに撮影できます。山岳では雄大な山並みや大空に浮かぶ雲、広大に広がる雲海、山の斜面を覆いつくす高山植物などはまさに広角レンズや標準域のレンズの魅力が遺憾なく発揮できる対象です。

しかし逆に全てを写してしまうとあまりに『説明的』になりすぎてしまい、画が単調になってしまう嫌いがあります。そして画角が広いがゆえに誰が撮っても同じ画になってしまいがちです。特に登山道であったり不用意に足を踏み入れてしまうと自然を壊してしまうような山岳での撮影ではそれが顕著になります。そういうこともあって山岳撮影には中望遠レンズは必須と私は思っています。

引き算の構図

中望遠レンズは余計な部分を切り捨てて、撮影者が意図した部分のみを限定的に写すことが出来ます。その焦点距離の圧縮効果も手伝ってその意図した部分を強調することが出来ます。その『撮影者の意図した部分』にこそ、その撮影者のセンスが問われるところです。

同じ風景を見ていても広角レンズであれば誰が撮ってもほぼ同じですが中望遠レンズであれば撮影する人によって全く違う写真になります。

中望遠レンズはただ単に広角域や標準域のレンズよりも遠くを写せると思われがちですが『どこをどのように切り取るか』、さらに言うならば『どこをどう切り捨てるか』というある種の“引き算の構図”を表現できる点が特徴となります。そしてそれこそがこの焦点域の大きな魅力となります。

やはり単焦点よりもズームが良い

以前、24-70mmを取り上げたときにも述べましたが、やはり山岳撮影では単焦点レンズではなくズームレンズが扱いやすいと思います。たしかに単焦点レンズが写し出す息を呑むような、吸い込まれるかのような世界観はたいへん魅力的ですが、総合的に考えてズームレンズのほうが山岳撮影や風景撮影には向いている、という結論はいまでも変わりません。

この結論はあくまで私の個人的なものなので、もちろん『単焦点派』の方は無理してズームレンズを使う必要もないと思います。単焦点レンズが紡ぎだす世界観はズームレンズでは決して得ることが出来ないのもまた事実ですから。

大三元の魅力

あからさまに『大三元』と書きましたが、個人的にはこの言い方は正直好きではないですが、世間一般的にはこれで通りますし、テキストを打つのが楽なのであえてここでは『大三元ズーム』とします。

ズーム全域で開放f値2.8

これは24-70mmG を取り上げたときにも書きましたのでここでは軽く触れますが、やはりどの焦点域でも開放f値が2.8というのは扱いやすいです。とくに望遠域のレンズではそれを痛感します。

さらに私はこのレンズに1.4倍のテレコンを付けっぱなしにして、レンズ交換の際にテレコンごと外して交換するか、テレコンのリアキャップを外して交換するかによって70-200mm f/2.8 と 98-280mm f/4 を使い分けるような方法をとっています。なので1段分暗い開放f4の軽量な小三元ズームではなく重い大三元ズームを使っています。(ただこの方法はたいへん使い勝手がよいのですが、最近はやはり重さに負けて小三元ズームの導入も視野に入れています。)

AF-S TELECONVERTER TC-14E Ⅲ/TC-17E Ⅱ

特殊コーティングによる高画質

大三元や一部の単焦点レンズ群には各メーカーの技術の粋を集めたコーティングが施されています。各メーカー呼び名の違いはあるにせよ多層膜コーティングやフッ素コートをはじめとした特殊コーティングは、特に多くのレンズ構成枚数になりがちなズームレンズではたいへん重要になってきます。

特筆すべきはニコンで言うところのnanoレベルでのコーティング、ナノクリスタルコーティング。詳しくはニコンのHP参照ですが、ズームレンズでも非常にヌケの良い、スッキリとした写りを得ることが出来ます。ゴーストやフレアの低減はあくまで副産物的な効果で、ズームレンズでありながら単焦点に勝るとも劣らないその高品位な写りはこのコーティングによるところが大きい、というのが初めてナノクリレンズを使ったときの印象でした。

他の機材が気にならなくなる

大三元レンズは言うなればズームレンズでは各メーカーの最高峰のレンズ群です。小三元レンズやより安価なズームレンズを使っていると、さらに上位のレンズはどんな写りをするのかとても気になり、悶々として時には悩みや迷いの原因となることもあります。本来、写真というのは“写りの良さ”を競うものではないはずですから、そう言った悩みや迷いは邪魔でしかありません。それならばいっそ大三元を使って撮影のみに集中して本来大切にすべき構図や被写体、光りの表現、テーマなどに気を使ったほうが良い結果が残せるように思います。

しかしその反面、大三元レンズは大きく重くなります。『軽さも性能』とはよく言ったもので、軽量でコンパクトというのもまた良い写真を残すひとつの手段とも言えると思います。無駄に体力を削られないし、その分撮影に集中できるとも言えますから。そのあたりは人によって考え方や思想が違いますので、それぞれ自分にあった最適解を見つけるしかないようです。(大三元レンズを使っていてもやはり機材選択には迷ってしまうのもまた事実です)

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱのスペック

簡単でございますが、いまだ現行品でもある小三元ズームのAF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR と比較しながらこのレンズのスペックを見ていきます。

70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ 70-200mm f/4G ED VR
発売 2009年11月 2012年11月
レンズ構成 16群21枚(EDレンズ7枚) 14群20枚(EDレンズ3枚)
手振れ補正 3.5段分 4段分
最短撮影距離 1.4m(ズーム全域) 1m(ズーム全域)
最大撮影倍率 0.11倍 0.27倍
フィルター径 77mm 67mm
質量 約1,540g 約850g
中古市場価格 約12~14万円前後 約7~8.5万円前後

さて、スペックのみを比較してみると小三元が魅力的に思えてきます。発売時期も3年後ということで、日進月歩の工業製品ですからこの辺は小三元のほうが良いでしょうし、やはり倍近い質量の差はとくに山岳撮影には明らかに有利に思えます。

大三元はもちろん『開放f/2.8』が最大の武器。レンズ構成でもEDレンズの枚数が倍以上使われている高画質、高品位な写り。小三元の軽さがもたらすハンドリングの良さを取るか、大三元の明るく高品位な描写を取るか。単に『大三元>小三元』とは言い難い使い分けができそうに思えるスペック表です。

そして以下でも取り上げますが、『最大撮影倍率』の差は非常に大きいものを感じます。価格ももちろん小三元の手頃でこなれた価格が魅力的です。

しかしスペック表はただの数字的なスペックでしかないわけで、実際に使用したときに感じるものは数字では現れてこないものですし、実はそのあたりがスペックよりも大切になってくると思っています。

圧倒的な描写性能

このレンズを使用する上で最も大きな理由はその描写性能です。ズームレンズとしては圧倒的な写りを誇ります。標準ズーム24-70mmGは正直言って『圧倒的な』描写性能という感じではなく、『他に選択肢が無い』という少し消極的な理由で使っている部分もあるのですが、この70-200mmは『このレンズでしか撮れない画がある』という積極的に使っていきたいと思わせてくれる描写性能を持っています。

開放でも躊躇無く使えますし、とくに単焦点レンズに匹敵するような美しいボケは24-70mmGとは一線を画すレベルと思います。ピント面はシャープで、アウトフォーカスにかけて滑らかに美しくボケていきます。

玉ボケも24-70mmGは年輪ボケの傾向がみられますが、このレンズは美しくスッキリした玉ボケですし、口径食も開放ではもちろんありますが少し絞ってやれば美しい円形になってくれます。

解像力も素晴らしく、特にこのレンズのもっとも描写能力がピークに達すると思われるf/8あたりは本当に素晴らしい写りをします。中望遠という焦点域のレンズなので、私はほとんどこのf/8くらいまでしか絞りません。

良好な鏡筒バランスと三脚座

“70-200mm f/2.8” というスペックのレンズはニコンをはじめ各カメラメーカーやレンズメーカーが技術の粋を結集する看板レンズとなりますので、どのメーカーのものも素晴らしい作りです。

構えたときの重量バランスや手に直接伝わってくる質感、堅牢な作り、など小三元や安価なズームレンズとはやはり違います。とくに重量バランスに関してはD5などの一桁機やバッテリーグリップを装着した重たいカメラではとても良好です。

そして三脚座の作りも非常にしっかりとしていて、取り外しも簡単で工業製品としての質の高さを感じます。私はその利便性からカメラやレンズと雲台の取り付けはすべてアルカスイス互換で統一していますが、この70-200mmにも三脚座にアルカスイス互換のプレートを付けています。三脚座には最初からネジ穴が2つあるためしっかりとプレートを2点止めでき、回転ズレを防げるのも非常に使い勝手が良いです。

以前はサードパーティからVRⅡ専用に三脚座ごとアルカスイス互換になっているものが出ていましたが、さすがにもう入手することは出来ないようです。よってアルカスイス化するにはプレートを2点止めするのがよいと思います。

3.5段分の手振れ補正

手振れ補正機構(ニコンはVR)に関しては私の個人的見解は以前に記事にしていますが、本レンズには3.5段分の手振れ補正機構を備えています。

手振れ補正機構の功罪

さすがに中望遠レンズとなると手振れ補正の恩恵は大きなものがあります。私の場合『手振れ』による写真の『ブレ』というよりは、構えたときのファインダー像の安定の恩恵を強く感じます。山岳撮影ではやはり体力を結構削られていることが多く、とくに岩場やクサリ場、梯子、ガレ場などで手や腕の筋力を使っているとカメラを構えたときに安定させるのがたいへんで、そんなときは手振れ補正の効果のありがたみを非常に感じます。

最近のカメラやレンズと比較すると3.5段分というのは少ないと思われるかもしれませんが、私のように『ファインダー像の安定』程度の恩恵を受けたいのであれば必要十分な効果です。

ただやはり私は手振れ補正をどこか信頼しきっていないところがやっぱりあって、シャッターを切った後にファインダー像がズレるあの感覚はいつも気持ちが悪いと感じます。『ブレ』自体はシャッタースピードを適切に設定していれば回避できることなので、あくまで撮影の際の補助的な役割と割り切って使っています。

唯一にして最大の欠点『寄れない』

ここまでニコンの回し者かのように褒めちぎってきましたが、本レンズの最大の弱点が『寄れない』ということです。もちろん遠景を引き寄せて撮影する際は関係の無いことですが、一番悩ましい場面は足元で咲く可憐な高山植物などを撮影する場面。

本レンズが持つ素晴らしいシャープネスや美しい玉ボケ、ピント面からアウトフォーカスのかけての滑らかな描写性能は高山植物の撮影にはもってこいのはずですが、いかんせん寄れないことが撮影していてとてももどかしく感じます。

もちろんマイクロレンズ(マクロレンズ)ではないですからそこは割り切るしかないですが、せめて最大撮影倍率は0.25倍、最短撮影距離は1mくらい取れれば使い勝手がかなり向上するように思います。

この寄れないというウィークポイントを克服したのが後継機種のEタイプです。

後継機種f/2.8E FL ED VR との比較

現在使っている標準ズーム24-70mmGは“あえて”VR化した後継機種に変えずにいますが、70-200mmは後継機種に変えてみたいと考えています。小三元と同様にスペックを比較してみます。

70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ 70-200mm f/2.8E FL ED VR
発売 2009年11月 2016年11月
レンズ構成 16群21枚(EDレンズ7枚) 18群22枚(EDレンズ6枚、蛍石1枚)
手振れ補正 3.5段分 4段分
最短撮影距離 1.4m(ズーム全域) 1.1m(ズーム全域)
最大撮影倍率 0.11倍 0.21倍
フィルター径 77mm 77mm
質量 約1,540g 約1,430g
中古市場価格 約12~14万円前後 約22万円前後

いかがでしょうか?
最大撮影倍率は0.25倍とまではいきませんが大きく向上しました。さらに手振れ補正も向上し、なんといっても硝材に高価な蛍石(フローライト)が使われています。若干ですがレンズ枚数が増えているのも関わらず軽量化も図られ、MTF曲線(ニコンHP参照)もさらに良好になっています。また鏡筒側にフォーカス作動ボタンも新設され使い勝手も良さそうです。フィルター径も伝統の77mmですし、もはや買い替え待ったなしとさえ思えます。

VRⅡは寄れないという欠点はありますが、描写性能は信頼の置けるものです。しかしさらにその上を行く後継機種に、7年間の技術向上とニコンの並々ならぬ自信を窺えます。

しかし。実際にニコンのショールームで試させていただきましたが、VRⅡとはズームリングとフォーカスリングの位置が前後逆になっていてかなり戸惑いました。もちろん慣れの問題でしょうが、標準ズーム(新型含む)と反対になってしまうのがつらいところです。せめて新型同士は位置を同じにしても良かったのではないでしょうか。咄嗟にズームしたいときや、咄嗟にMFしたいときに間違う自信があります。

天体適正は?

私はこのレンズを風景やスナップのほか、天体撮影でも使用しています。
中望遠ズームレンズでの天体撮影となると主は『星野写真』となると思います。
つまり星景写真とは異なり純粋な天体撮影、言ってしまえば光学性能がとても重要になる分野の撮影です。

星景写真はその点そこまで光学性能は重要ではなくて、『どう写っているか』というよりはもっと『何が写っているか』が重要になっくると私は考えています。
なので星景写真は多少は周辺が流れていても、色収差が出ていても、コマ収差が出ていてもさほど気にする必要はないと思っていて、もっと構図や地上景色、星と地上景色のバランスなどのほうに重きを置きます。

逆に『星野写真』は地上景色がない分、星がどれくらいシャープに写っているか、収差が出ていないか、コマ収差はどのくらい出るのかなど光学系の性能が気になってくる部分になります。
中望遠レンズでの『星景写真』となると赤道儀を用いたいわゆる『新星景写真』というものもありますが、今回は単純に『星野写真』での写りとして取り上げてみます。

あえてこのレンズで星野写真を撮ろうという方はいないとは思いますが結論からいうと残念ながらこのレンズでの星野写真はかなり無理がある、と思っています。

ちょっと見づらくて恐縮ですが下の写真は昨年秋にこのレンズで撮影したM31ですが、周辺部は星が伸びます。コマ収差もあります。
この時のカメラはNikon D500というAPS-C機(ニコンで言うDX機)で撮影しています。
このレンズはもちろんフルサイズ用のレンズで、イメージサークルはAPS-Cセンサーより遥かに広いはずですが、実際に星を撮ってみるとAPS-C機の周辺でも星が伸びています。伸びているというよりは肥大化していると言ったほうが良いかもしれません。
四隅それぞれが同じような度合いで伸びているので、スケアリングエラーではなさそうなので、これが当レンズの標準的な写りと考えてよいと思います。

中央部

右上

もちろん人によって星像の良し悪しの度合いは異なりますし、許容範囲も人それぞれですが、個人的には星野写真としては少なくともフルサイズではキビシイと思います。
APS-C(DX)での撮像でこのくらいなのでフルサイズではさらに周辺部の画質は大きく損なわれるわけですから。

そもそも星野写真にズームレンズを使う意味はあまり無いですし、単焦点のもっと明るいレンズ、とくに最近の中望遠域の単焦点レンズは星でも十分に使える素晴らしい光学性能を持ったものが増えてきています。

私も星野写真用に最近のシャープな単焦点レンズを使ってみたいのですが、なかなか天体写真というものは撮りたくても撮影の機会が少なくて導入するには少し躊躇してしまいます。
天体写真は野鳥写真に似ているところがあって、機材の上を見たら天井無しになってしまいます。
野鳥はまだ天体に比べれば撮影機会も多いですが、新月やら天気やらがうまくかみ合わないといけない天体撮影にそれほど高価な機材は導入できないというのがいまの本音です。

ただし、私は星野写真ではフルサイズ用のレンズを使ってAPS-Cセンサーで撮影するのは“アリ”だと思っています。レンズの中央部の“おいしい部分”だけを使うわけですし、周辺減光も撮像面が小さいため処理も簡単です。いかんせん中望遠域ではフラット補正が難敵で、きれいなフラット画像を取得すること自体たいへんで、フラット補正がうまくいかなくて過補正になったりしてけっこう難しい部分です。もちろん極めようとすればセンサーは大きければ大きいほど解像度も上がるのは分かっているのですが、そのぶん苦労も伴います。

まとめ

このレンズは実に発売開始からもう10年経ちました。昨今のデジタル時代において10年を経てもなお素晴らしい光学性能と言えるこのレンズはニコン史上でも名レンズと言える部類ではないでしょうか。後継機種はさらにその上を行くわけですから、Fマウントではこの大三元ズームの望遠担当は極まったといえます。

今後は間違いなくミラーレス(Zマウント)が主流になってきますが、その分Fマウントの名レンズたちが中古市場に溢れるのは利用者としては嬉しい限りです。

初めてこのレンズを使ったときに感じた圧倒される描写性能は今でも忘れることが出来ません。いわゆる『撮る気にさせてくれる機材』の代表格と言ってよいと思います。